第17回 伊豆高原アートフェスティバル

アートフェスってなに

毎年、新緑がまぶしい5月いっぱいが開催期間の「伊豆高原アートフェスティバル」。運営はすべて住民ボランティアの 「アートフェスティバル運営委員会」によって行われ、今年で17回目を数える。

自然豊かな伊豆高原から地方文化を発信。“癒し”をテーマに自主企画・自主運営。今年はどんな出会いがあるだろう…

伊豆高原一帯がイベントエリアで、会場は民家の一角や別荘、ショップ、学校と実にさまざま。参加者もジャンル、プロ、アマ問わず、今回は100店が参加する。そしてすべての会場が入場無料!気になる作家とじっくり語るもよし、芸術の新境地を開拓するもよし。回り方は十人十色。きっと新しく素敵な出会いが待っている。5月はアートフェスティバルへGO!

大室山
彫刻

1.新緑の大室山
2.自然の中に溶け込む
 彫刻作品

谷川晃一運営委員長にアートフェスティバルへの思いや魅力、さまざまなアートフェス効果を聴いた

「豊かな自然に恵まれた伊豆高原を守りながら、文化環境を作ろう」と始まった。商業的なイベントとは一線を画して、参加者も来場者も楽しむことが第一。“癒し”をテーマに、地方文化を考えようと、自主企画・自主運営。全国的にも知られるイベントとなり、期間中に延べ約5万人が訪れる。参加スペースの目印は、アートフェスキャラクターの鶏が描かれた看板。看板さえ出ていれば、どんなスペースも訪問できる。

「絵画やガラス、陶器、写真など、参加者のジャンルは多様。自分のお気に入りの作家さんや作品に出会えるイベント」

アートフェスはボランティア手作りのイベント。参加者を募り、マップやリストの作成、配布など、運営委員は一年中大忙しだ。

「マップリストの校正やデザインの打ち合わせをする運営委員会のメンバー」

それでも遊び心は忘れない。出店者一覧のマップリストには、伊豆高原アートフェスティバル通信Vol.7「半島暮らし」を掲載し、伊豆高原で楽しく暮らす人々の日常のひとコマを紹介している。アートフェス巡りには必需品のマップだ。

「真剣な表情で会議に臨む谷川運営委員長」

イベントにお客としてきた人が、次の年には伊豆高原の住民として、参加者側になることも。「玄関を画廊にしたり、ギャラリー併設を意識して家を建てる人も多い」と谷川委員長。「普通の観光イベントではない。自分がやる方に回ったり、友達を増やしたりできるイベント。参加者にリタイア後の高齢者が多いことも、力を抜いて“今”を楽しもうとやれている理由」と魅力を語る。

「日常からちょっと抜け出して新しい出会い探し。楽しいひと時を味わおう」

アートフェスでは予想外の動きも生まれているという。「イベントがきっかけで同じ趣味の人が知り合って、新しいコミュニティができている。想像していなかったがいい効果」と話す。アートとの出会いだけでなく、人と人との出会いの場でもあるアートフェス。今年はどんな出会いが待っているのだろうか。

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