HOT NEWS

2010年3月のニュース

2010年03月31日

しだれ花桃70本見ごろ

100331.jpgしだれ花桃の名所で知られる下田市蓮台寺の鈴木芳男さん(74)方で、例年より1週間ほど早く見ごろを迎えている。
30年ほど前、自宅前の休耕田を利用してタネをまいたのがしだれ花桃の始まりで、鈴木家では以来、少しずつ増やしてきたが、接ぎ木などは1度もやらず、すべて実を収穫してタネをまいた。今では休耕田だけでなく、裏山にも広げておよそ70本に広がっている。ただ、メーンの自宅前、道沿いにある30年木の樹勢が急速に衰えており、楽しみに来てくれる人たちに「元気がなくてちょっと申し訳ない」と、鈴木さんは恐縮している。
しだれ花桃は現在、鈴木家だけでなく蓮台寺地区全体のシンボル的な花になって、有志が集まって花の会を組織、30人ほどのメンバーが地域美化としだれ花桃の植栽に励み、これまで100本以上の植栽を行ってきた。
鈴木さんの経験によると、見ごろはせいぜい1週間。「雨や風に弱いため、天気も心配」と話した。

2010年03月30日

"春目前"の積雪

100330.jpgソメイヨシノなどの桜が枝いっぱいに咲くなど、4月ももうすぐという29日、局地的な前線の影響で、伊豆の山間部などで雪となった。気象庁の網代観測所では日中の最高気温が6・8度にとどまり、花冷えする寒さとなった。同日夕には数センチの積雪を確認。
同日午後から山間部で雪がちらつき始め、午後4時過ぎに一時的に吹雪のような状況も見られた。平野部でも降雪が確認された。
伊豆市の船原峠や沼津市の戸田峠では周囲の山が真っ白になり、国道や県道など幹線道路はチェーンなしでは通行できないほどだった。峠に向かう車は路肩でチェーンを着装。
伊東市郊外の天城高原ベゴニアガーデンでは約15センチの積雪を観測した。亀石峠料金所付近では、雪装備をしていない車が立ち往生した。県道伊東--大仁線、池--東松原線、遠笠山--富戸線、伊豆スカイラインなどで、チェーン規制が敷かれた。
県道熱海函南線の笹尻交差点付近では午後4時過ぎから雪となり、あっという間にあたり一面を銀世界に変えた。
中には「春を見越してチェーンを下ろしてしまった」というドライバーもあり、混乱も見られた。スピードを落として慎重に車を走らせていた。
静岡地方気象台によると、30日は次第に高気圧に覆われ、おおむね晴れる見込み。

2010年03月29日

下田市で「アースデイ伊豆2010」

100329.jpgアースデイ・プロジェクト伊豆(武重光伯代表)の「アースデイ伊豆2010」が28日、下田市のまどが浜海遊公園で開かれ、地球環境について考え行動しようと、各種イベントを展開した。過去2回はNPO下田にぎわい社中のまちなか日曜ひる市と共催、今回初めての独自開催となった。
アースデイキッチン(飲食ブース)や同マーケット(物販)、学びコーナー、スペシャルライブ、フリーマーケットの大きく5部門に分かれてイベントを企画し、飲食・物販で約60店、ステージ上に12組が繰り出し、強い風が吹き荒れた割には各コーナーとも終日、にぎわった。
会場では趣旨に則って牛乳パックやペットボトルのキャップ、アルミ缶、使用済み天ぷら油、書き損じはがきを回収したり、マイ箸(はし)、マイカップの持参を呼びかけるなど、ごみゼロを目指したが、持参するまではいかなくとも各出店者が、ごみにつながる使い捨て容器類を排除することで、会場にごみはほとんど見られなかった。
使用済み天ぷら油を活用した四輪駆動の「バイオディーゼルアドベンチャー」やワーゲンバスを電気自動車に改造した「エレクトリックバス」などは大人たちに、海沿いの遊歩道に登場した馬車やおもしろ自転車は子供たちの人気を集めた。
手作り体験も好評で海藻おしばは強風で中止されたが、使用済み天ぷら油を使ったキャンドル作りや光る泥だんご作りなどは常に満席状態だった。ステージ上も強風に苦労しながら楽しいパフォーマンスを次々繰り広げ、地元外浦のミュージシャンだいじゅさんが今回フィナーレを飾った。

2010年03月26日

熱海市大湯間欠泉前、ソメイヨシノ見ごろ

100326.jpg 熱海市上宿町、大湯間欠泉前の市有地で、ソメイヨシノが見ごろを迎えた。巨木に咲くピンクの花が付近住民や行楽客らの目を引いている。
 このソメイヨシノの木は高さが10メートル以上あり、市内で最も早く開花するとされている。付近に住む男性は「熱海ではいろんな場所で桜を見ることができるが、このソメイヨシノが一番。木も太いし、樹齢は100年ぐらいでは」と話していた。

2010年03月25日

三島田町駅「三嶋大社前」を併記

100325.jpg三島商店街連盟はこのほど、三島市北田町の伊豆箱根鉄道駿豆線・三島田町駅に「三嶋大社前」の新愛称を併記した駅名看板を設置した。
大社前から延びる下田街道のにぎわい創出をと、最寄り駅である同駅利用の参拝客や観光客の足を同商店街に向けようと企画。市、三島商工会議所からの助成と、同社の協力を得て掛け替えた。
駅舎上部の古い看板を撤去して掛けられた新看板は縦1・5メートル、横4メートルの内部照明付き。白地に黒文字で、「三島田町駅」にカッコ書きで「三嶋大社前」が併記されている。駅改札前には下田街道を経て大社へ行く散策地図入りの歓迎看板も設置。さらに、同大社駐車場に下田街道と周辺の観光施設、大鳥居からの参拝を案内する看板(縦2・7メートル、幅3・6メートル)をあわせて設置した。費用は計約120万円。
市などは愛称と看板で三島田町が同大社の最寄り駅であることをPR、同駅から大社へ向かう参拝客や観光客を下田街道に誘導。歩行者増加による沿線商店街の活性化を図りたいとしている。

2010年03月24日

県東部蔵元会、初の「新酒お披露目会」

100324.jpg県東部伊豆地区の酒造会社8社でつくる静岡県東部蔵元会が、初の「新酒お披露目会」を開催する。27日に沼津市の沼津東急ホテルで行われる全国利き酒選手権静岡県予選会(県酒造組合主催)に合わせて、試飲し放題で地元の地酒をアピールする。伊豆地区唯一の蔵元である万大醸造=伊豆市年川=も参加する。
県東部蔵元会は、万大醸造ほか、御殿場市の根上酒造、沼津市の渡辺酒造と高嶋酒造、富士宮市の富士高砂酒造、富士正酒造、牧野酒造、富士錦酒造が加盟する。新酒お披露目会の開催を目的に結成された。
地酒を広く地元の人たちに知ってもらおうと、お披露目会には各社自慢の地酒が登場する予定。万大醸造は、純米大吟醸の「豊楽」や純米吟醸の「萬燿(ばんよう)」「大沢里」などを出展する予定という。
当日は、全国利き酒選手権県予選会(午後2時〜)に続いて、ロイヤルルームに会場を移し、同蔵元会主催の日本酒セミナー(午後3時半〜)とお披露目会(5時〜)が行われる。セミナーは、地域食ブランドアドバイザーの山本洋子さんが講師で定員150人。お披露目会は立食形式で定員400人。
入場チケット(前売り2000円、当日3000円、料理代別)が必要。利き酒選手権だけは入場無料。万大醸造役員の佐藤智昭さんは「東部や伊豆は、面積が広い割に地酒が少ないと言われている。この機会に、素晴らしい地元の地酒を味わってもらい、その良さを知ってほしい」と来場を呼びかけている。
チケットの購入は県酒造組合のホームページhttp://www.shizuoka-sake.jp/かイープラスプレイガイドhttp://eplus.jp/へ。問い合わせは、富士高砂酒造〈電0544(27)2008〉か万大醸造〈電0558(72)0050〉へ。

2010年03月23日

松崎町大規模花畑に「花畑deカフェ」

100323.jpg見ごろを迎えている農閑期を活用した松崎町那賀の大規模花畑の一角に22日、複数の露店を集めた「花畑deカフェ」がオープン。利用客は間近で咲き誇る花々を観賞しながら飲食を楽しんでいる。カフェは5月上旬までの花畑開放期間中、土・日曜日と祝日のみ営業する。
「花畑deカフェ」は松崎町松崎の自営業手伝い山本有加理さん(27)が、地域住民から借りて米作りに励んでいる田んぼの一部約250平方メートルを活用し開設。西豆で無農薬や有機栽培による農業に取り組んでいる農業者、飲食店主ら仲間と協力して出店した。
初日は山本さんの「うずめの厨(くりや)」、仁科の「ライズカフェ」など3店舗が出店。地場産の果物やハチミツを生かした飲み物、自家製黒米の甘酒、オリーブ茶、農産物加工品などを販売した。主な価格帯は200〜300円。このほか、さらに3店舗も順次オープンする予定。
山本さんは「花畑の有効活用を考えて設置した。花畑にマッチする自然の『農』の薫りがする楽しい店にしたい。気軽に立ち寄ってほしい」と語っている。
営業時間は午前9時から午後4時。天候や都合により出店しないこともある。

2010年03月19日

「IZUBI」が開幕

100319.jpg第26回全国絵画公募展「IZUBI」(伊東市、伊豆美術祭実行委員会、市振興公社主催)の展覧会が18日、同市十足の池田20世紀美術館で始まった。公開審査で選ばれた73点の入選作が展示され、来館者の関心を集めている。30日まで。表彰式は20日午後1時30分から、同美術館で行われる。
前回展から隔年開催となり、展覧会も市観光会館から同美術館へと変更した。今回は、全国各地から408点の作品が寄せられ、公開審査で選ばれた大賞の菱谷くるみさん(東京都)の「old man」をはじめ、優秀賞2点、佳作5点を含む計73点を飾っている。
会場には、メッセージ性の強い個性豊かな水彩画や油彩画、アクリル、日本画などの入選作品が並び、来館者が足を止めながらじっくりと鑑賞している。
市振興公社では「前回の展覧会には約2100人が来館した。今回も個性あふれる作品を楽しんでほしい」と話している。問い合わせは同美術館〈電0557(45)2211〉へ。
伊豆地区からの入選者は次の通り。
賞候補=宇城正紀(函南町)内川義信(三島市)▽入選=星野照代(伊東市)近藤晶昭(伊東市)中川靖子(函南町)山田勝己(東伊豆町)

2010年03月18日

タカアシガニの押し寿司いかが

100318.jpgタカアシガニの押し寿司はいかが?--。沼津市戸田の水産物卸の「光徳」(山田光男社長)は、戸田の名物であるタカアシガニを使った「高足ガニの押し寿司」の販売を始めた。2年ほどの試行錯誤の結果、生きているカニを朝ボイルして作り、賞味期限1日の持ち帰り(土産)用として開発。新鮮が売りで、戸田の新たな特産品として人気を集めそうだ。
光徳は網元で、トロール(底引き網)船を1隻(戸田に8隻のみ)所有し、戸田のほか下田、田子、内浦など他地域の漁師からも駿河湾で捕れたタカアシガニを買い付けている。戸田港中央桟橋近くでタカアシガニ料理専門店「かにや」も営むなど、タカアシガニの取扱量は日本一という。漁を行い、直営飲食店を持つのは戸田でも唯一だ。
戸田のホテルや旅館、民宿、飲食店などにタカアシガニを卸し、かねてから加工品など新たな名物がほしいと考えてきた。本紙でも紹介した高足ガニのお茶漬け、味噌(みそ)汁、せんべいなどを既に発売。押し寿司はこれらの発売前から試作してきた。
今回、生きたタカアシガニを朝ボイルして身をほぐし、寿司飯に戸田の天然塩、ゴマ、天城のワサビの茎を材料に押し寿司を作った。「大量生産やコスト面などビジネスとして考えれば、冷凍品にする方が良かったがもうけよりも味を重視、朝作って賞味期限1日の商品を選択した」と山田隆継専務(45)。1日最大、100個作るのが現状では限界という。
1キロのタカアシガニから身は150グラムほどしか取れないが、1本の押し寿司に70グラムの身を使うなどたっぷり。三重・熊野産の天然杉箱に入れて販売。素材を生かすため塩のみで味付け。山田専務は自信の味に仕上がったという。1箱、2〜3人前で2100円(税込み)だが、発売記念で1890円(同)で販売中。うたい文句は「カニ職人が創った高足ガニの押し寿司」。「光徳」や「かにや」で販売中。問い合わせは光徳〈電0558(94)2235〉へ。

2010年03月17日

新作駅弁「武士のわさびシャモ飯」

100317.jpg伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅改札横に店を構える駅弁店「舞寿し」(武士東勢さん経営)が、同市の特産品を生かした新作駅弁「武士のわさびシャモ飯」を発売。テレビ番組での紹介もあり、行楽客の人気を呼んでいる。
使われた食材は天城軍鶏(しゃも)、修善寺のシイタケ、天城湯ケ島のワサビ、地元産の野菜。軍鶏肉、軍鶏ガラスープで炊き込んだワサビ飯、シイタケのわさび漬け和え、野菜の煮物、ワサビ茎の三杯酢漬けに調理されている。
発売初日の15日は、前日のテレビ番組を見た行楽客らが殺到した。22日までは1日限定20食、その後は土・日曜日に限り販売する。武士さんは「地元生産者の心のこもった食材を使った駅弁です。伊豆の思い出として持ち帰っていただければ」と話している。
税込み1300円。問い合わせは、舞寿し〈電0558(72)0044〉へ。

2010年03月16日

キョンキョンが鳥居奉納

100316.jpg熱海市伊豆山の伊豆山神社(原口尚文宮司)の自動車参道に、新たな鳥居が建立された。女優小泉今日子さんが奉納したもので、同神社の兼務社となる初島・初木神社の禰宜(ねぎ)堀口恵子さんが小泉さんとの縁をもっていることから、今回の奉納が実現した。15日には氏子らが参列して神事と「くぐり初め」を行い、完成を祝った。
昨年11月に堀口さんが伊東市・天照皇大神社の権禰宜(ごんねぎ)から移籍した際、伊豆山神社に新たな鳥居をつくることを"自分の仕事"と決めた。しかし昨今の経済情勢などから「奉納者がいなければ、完成までに長い年月がかかるだろう」と思い悩んでいたところ、小泉さんが堀口さんの思いを知り「悩まないで。私がしてあげる」と、奉納を申し出たという。
新たに建立された鳥居は高さ約7メートルで、朱色に塗られた。硬質樹脂製で、福岡県内の職人が約2カ月かけて手作りし、フェリーで運ばれてきた。伊豆山神社の境内での設置工事は14日に行われた。基礎工事は総代会長の大舘節生さんが協力者を募り、施工した。
前日に大がかりな工事の様子を見守った堀口さんは、神事を終えると「感無量」と安どの表情を見せ「小泉さんの奉納がなければこんなに早くできなかった。皆さんの温かい心がうれしかった。これからも神社を盛りたてていきたい」と語った。原口宮司は「車で参拝に来る人が増え、結界となる鳥居を設けることは懸案だった。これを機に、神社をよりにぎにぎしくしていきたい」と話した。

2010年03月15日

「大室山山焼き」ようやく実施

100315.jpg積雪や荒天のため4回延期されていた伊東市の「大室山山焼き」は14日、当初の予定よりちょうど1カ月遅れでようやく行われた。伊東に春の訪れを告げる恒例行事で、多くの市民、観光客が大室山周辺に繰り出し、迫力ある"炎のショー"に見入った。
山すそに点火されると、オレンジ色の炎は「パチパチ」と大きな音を発し、煙を上げながら一気に山肌を駆けあがった。ふもとにあるさくらの里では多くの市民、観光客らが見守り、正面に炎がやってくると「すごいね」「あっという間だね」などの言葉が聞かれた。デジカメやカメラ付き携帯電話を構え、記念に残そうと撮影する人の姿も目立った。
山焼きにより、大室山はベージュ色から黒色へと変身したが、新芽が芽吹いた後は、青々とした山の姿になる。
今年から有料となったたいまつの点火には70人が参加した。打ち上げ花火の合図とともに、山すそに点火すると、オレンジ色の炎が一気に燃え上がった。たいまつの点火は昨年まで無料で行ってきたが、厳しい経済事情に加え、材料費もかかるなどの理由から1人500円、先着70人とした。
整理券は配布開始の午前9時直後に終了し、点火前にたいまつと引き換えた。参加者は長さ1メートルほどの先端に灯油を染みこませたたいまつを手に、点火場所に横一列に並んで合図を待った。花火が打ち上げられると、保存会員の指示で点火した。
大室山(標高581メートル)の山焼きは700年以上続く伝統の行事。かつてはカヤの新芽の生育を促すためだったが、現在は観光行事として大室山山焼保存会(会長・小川清雄池区長)が実施している。

2010年03月12日

春告げる熱海市「坂町の寺桜」

100312.jpg啓蟄(けいちつ)をすぎ、熱海市内も次第に春らしい陽気の日が多くなってきた。咲見町では「坂町の寺桜」として知られる大寒桜が見ごろとなり、道行く人の目を楽しませている。
昭和25年の熱海大火をまぬがれた樹齢140年ともいわれる桜。明治初頭、当時この場所は坂町と呼ばれ、明治14年に現在の場所に移るまであった医王寺で、境内に植えられたうちの1本とされる。
市の担当者が2月中ごろに開花を確認した。枝いっぱいに咲いたピンクの花に、市内の女性は「普段は違う道を通るけど、わざわざ遠回りして来た。本当にきれい」と見入っていた。
一方、同市伊豆山の姫の沢公園では、噴水広場近くの早咲きの大島桜が咲き始めた。同公園は「天候にもよるが、20日前後が見ごろでは」と話している。

2010年03月11日

幻の名車、ホンダS360を復元

100311.jpg往年の名車をよみがえらせるレストア(完全復元)を会社の売りにしている自動車修理工場が伊豆市土肥にある。小泉自動車(小泉直樹代表)で、これまでに手掛けた車は20台以上。主に車の本場である英国のロータスや国産ではトヨタS800、ホンダのS500、600、800などのライトウエイトスポーツ(軽量スポーツカー)が中心だ。最近、ホンダ・スポーツカーのルーツで、市販されず幻の車といわれるホンダS360を復元した。
小泉代表(56)がレストアを始めたのは1970年代。父親が創業した小泉自動車を手伝い、趣味の延長で自身のロータス・エランをレストアしたのが最初だ。以来、お客の注文に応じてボロボロの車などをレストアしてきた。
主な車は欧州車ではロータス・ヨーロッパ、同エリート、同セブン、オースチンミニ・ミニクーパーMK1、モーリスミニ・ミニクーパーMK1、コルチナロータス、マセラッティ・メラックなど、国産車ではトヨタスポーツ800、ホンダスポーツ500、600、800、軽自動車のホンダN360、スバル360など。歴史に残る名車ばかりだ。
外車の場合、お客から「こういう車が欲しい」と注文があると外国で探し、ボロボロの状態でも輸入する。車の歴史・文化がある欧米には古い車を愛する習慣があり、部品を手掛けている業者が車メーカーとは別にあって輸入が可能。しかし、国産車の場合は部品がなければ自身で作る。
エンジンやミッションなどすべてばらし、サビを取って磨き、チッ素を使った焼き入れ法で表面強度を増し、再度組み立てる。シャシーやボディーなどの腐った部分は切り取り、鉄板の場合は溶接で接合して復元。FRPボディーも同様に復元する。小泉代表は「並行して6、7台(部分復元も含め)同時に作業にあたり、完全主義のため1台に1年から4年掛ける。価格は30万円〜2000万円ぐらい」と話す。お客は関東から中部圏など全国的な商売をする。
最近、手掛けたのがホンダS360。S500などの原形となった車で、市販されず10台ほど製作されたといわれる幻の名車だ。写真やその延長線上にあるS500などを参考にゼロから造り上げた。S500とは違う計器板のほかフロントグリルなども手作り。ボディーはFRP製。今、エンジンはS500用だが、軽トラックのT360のエンジンを探していて積む予定という。
小泉代表は「おそらくS360は世界に1台しかない。ホンダの博物館に売り込もうかと思っている。当時製造した10台ぐらいを希望に応じて造りたい。世界中のどんな車でもレストアできる。土肥にこんな変わった車屋があることも知ってほしい」と話している。
問い合わせは、「小泉自動車」まで。〒410-3302 伊豆市土肥1101-1 電話0558−98−0152

2010年03月10日

松崎町の大規模花畑、もうすぐ見ごろ

100310.jpg水田農閑期を利用した松崎町那賀の大規模花畑で、開花期が最も早いアフリカキンセンカが開花し、花畑をオレンジ色に染め始めた。開花は例年より1週間から10日程度遅い。
町が観光振興を目的に整備する花畑は今年で10年目。年々人気、認知度とも高まり、昨年はシーズン中に過去最多の8万3164人が訪れた。
今年も、約5万2000平方メートルの田んぼで「アフリカキンセンカ」をはじめ「ルリカラクサ」「ヒメキンギョソウ」「ツマシロヒナギク」「ヤグルマソウ」の6種が次々咲き誇る。今月中旬ごろから見ごろとなりそう。
花畑付近には近日中に温泉を使った足湯も設置される。今月末から来月上旬ごろには付近の那賀川沿いのソメイヨシノも開花。花畑と桜の"競演"も楽しめる。花畑の観賞は5月上旬まで。
大規模花畑の問い合わせは町企画観光課〈電0558(42)3964〉または町観光協会〈電0558(42)0745〉へ。

2010年03月09日

仲良く"チュッ"「キスするアザラシ」

100309.jpg14日の「ホワイトデー」にちなみ、下田市3丁目の下田海中水族館は「キスするアザラシ」を公開、来館者の記念撮影に応じている。
アザラシは雌の「サクラコ」と雄の「ハルキチ」でともに4歳。14日までの1日3回、アザラシ館でのガイド給餌終了後、水槽前面にピンク色のハート・デザインの中で仲良くチュッと披露している。
またハート形に凍らせたアミエビを使ったダイバーによる魚の餌付けショー、白化個体のネコザメの展示を行っている。14日には海上イルカショーで女性にキャンディーを進呈する。開催時間など詳しくは同水族館〈電0558(22)3567〉へ。

2010年03月08日

伊豆高原桜まつり、13日から

100308.jpg第33回伊豆高原桜まつり(実行委員会、伊東市、伊東観光協会主催)が13日から4月4日まで、伊東市八幡野の伊豆急伊豆高原駅周辺や同市池のさくらの里などで開かれる。桜の開花に合わせた3ステージ構成で、さまざまな催しを行う。
ステージ1(13〜19日)は、早咲きの大寒桜がメーンの伊豆高原駅周辺で開催。伊東市少年少女合唱団や大道芸パフォーマンス、ちびっこミニ黒船電車などを繰り広げる。
ステージ2(20日〜4月2日)は、3000メートルのソメイヨシノのトンネルを楽しむことができる桜並木。セレモニーコンサートや全国クラフトフェスティバルなどが行われ、3月下旬からはライトアップも予定している。
ステージ3(4月3、4日)は、大室山山ろく4万平方メートルに広がる「さくらの里」で、フラダンスフェスティバルや野外劇などを行う。
期間中、飲食店が出店し、伊東自然案内人会が「桜めぐり散歩」を行う。桜の開花状況は、伊豆急行ホームページで確認できる。
問い合わせは伊豆急行内の同実行委員会事務局〈電0557(53)1116〉へ。
主な催しは次の通り。
【ステージ1】伊東市少年少女合唱団(13日午前11時〜11時45分、午後1時〜1時45分)大道芸パフォーマンス(13日午前11時〜午後3時)銀杏の森四重奏団コンサート(14日午前11時〜正午、午後0時半〜1時半)
【ステージ2】セレモニーコンサート(20日午前11時〜午後2時)伊豆高原コンサート(20、21、27、28日午前11時〜午後3時ごろ)大型絵本・紙芝居(21、22、27、28日午前11時半と午後1時半)全国クラフトフェスティバル(20日〜4月2日)
【ステージ3】フラダンスフェスティバル(4月3日午前11時〜午後0時半、午後1時〜2時15分)野外劇(4月4日午前11時、午後1時、3時)

2010年03月05日

"龍馬の黒船電車"運転

100305.jpg下田市でロケが行われた大河ドラマ「龍馬伝」の放送に合わせ、伊豆急行は4日から、リゾート21・黒船電車に坂本龍馬(下田龍馬伝)のヘッドマークを掲出し、運転した。
観光客らに、坂本龍馬飛翔の地である下田市を知ってもらい、歴史情緒あふれる街並みの散策を楽しんでほしいと計画。黒船電車内は、黒船来港など幕末の歴史に関する資料を展示しているが、6号車を「下田龍馬伝」のコーナーとし、龍馬にまつわる出来事などを紹介している。
運行区間はJR熱海駅〜伊豆急下田駅間。通常のダイヤで運行するため、運行時間は毎日変更となる。
問い合わせは同社〈電0557(53)1116〉へ。

2010年03月04日

起雲閣、今年11月で開館10周年

100304.jpg熱海市の文化観光サロン「起雲閣」=昭和町=は、今年11月28日で開館10周年を迎える。市文化交流課では平成22年度を"記念イヤー"と位置づけ、年間を通じて各種企画展示や催しを実施する計画で、準備を進めている。野口文子館長は「10周年を一つの区切りとして、今まで以上に起雲閣を積極的にPRしていきたい」と意気込みを話している。
10周年を機に起雲閣らしい企画を催して魅力を発信しよう--と検討を進めてきた。企画展示室では年度当初の能面作品展を皮切りに、「起雲閣の四季」を題材にした写真展など6つの企画展を計画している。音楽サロンでの管楽器コンサートのほか、本年度初めて開催し、好評を集めたアジサイ展を22年度は記念イベントの一つとして、5月下旬から6月にかけて実施していく予定。
また、市内の旅館ホテル、市外の旅行会社にダイレクトメールを送るなど、情報発信にも力を入れるという。リアルタイムで起雲閣の情報を全国に発信するために、独自のホームページをつくることも検討している。
野口館長は「魅力あるイベントで、リピーターを増やしたい」、文化交流課の井戸清二課長も「市内の民間施設との連携も出てきている。10周年記念のさまざまな催しを通して、熱海を訪れる観光客の底上げにつながれば」と話す。
旅館「起雲閣」の廃業後に取得を提言し、市の施設として開館以降、ボランティアで運営を応援してきたNPOあたみオアシス21(前・あたみ女性21会議)も独自の記念イベントを実施する計画。中島美江理事長は「若い人たちにも起雲閣に来て、良さを知ってもらえるような催しも考えていきたい。市と相談しながら企画を練り、熱海の文化・観光の中心となった施設を盛り上げていきたい」としている。
起雲閣は大正8(1919)年に別荘として建築され、戦後は旅館として営業。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など、日本を代表する文豪にも愛された。平成11年に旅館廃業後、観光と文化の中心として保存活用するために市が買い取り、文化観光サロンとして12年11月28日に開館した。大正・昭和のロマンあふれる名邸は観光スポットとしても定着し、今年2月までの見学者は累計で約75万人を数えている。

2010年03月03日

熱海−新宿、高速バス運行始まる

100303.jpg熱海温泉の活性化に一役買おうと、東京の高速バス運行会社が熱海−新宿を2時間で結ぶ直行バスの運行に乗り出した。その名も「ATAMIリゾートライナー」で1日、第1便が出発した。3月いっぱいは、特別料金で利用できる。
バスを運行するのは富士セービングバス(東京都台東区)で、格安の高速バス便などを手掛ける同社が昨年秋ごろに発案。熱海温泉ホテル旅館協同組合、市内のホテル・旅館との検討を経て今回、実施にこぎつけた。直行便と御殿場アウトレットモール経由の2種類を用意した。
料金は直行バスが片道1800円。ただし3月いっぱい特価の1200円で提供する。御殿場アウトレット経由は片道2500円で、3月は2000円。4歳以上は有料(子供料金なし)、3歳以下は無料だが、座席なし。
直行バスは、下り便は毎日運行。新宿駅西口(スバルビル前)を午前10時50分に出発。指定発着場所のJR熱海駅(第1ビル裏)に午後0時50分、熱海後楽園ホテルに1時5分、ホテルニューアカオに1時15分、あたみ百万石に1時35分に到着。
上り便は直行便(火曜日−木曜日運行)と、御殿場アウトレット経由(金曜日−月曜日運行)の2コース。
直行便はあたみ百万石を午後1時45分、熱海後楽園ホテルを2時、ホテルニューアカオを2時10分、JR熱海駅を2時半に出発し新宿西口に4時半に到着する。
アウトレット経由の便はあたみ百万石を午前11時20分、熱海後楽園ホテルを11時35分、ホテルニューアカオを11時45分、JR熱海駅を正午に出て、御殿場アウトレットモールに1時半着。昼食、ショッピングの後4時半に出発し、新宿西口に6時半に到着する。
座席に空きがあれば、当日乗車も可能。13歳以下の利用者には同社で使える500円分の旅行チケットもプレゼントする。同社は「普通のバスの2倍の広さのフラットシートで、ゆったり足も伸ばせます。お座敷感覚で使ってほしい」とPR。
予約は「旅の散策ツアーズ」予約センター〈電03(3839)3399〉へ。ホームページ(HP)はhttp://www.tabinosansaku.com/index2.html
問い合わせは富士セービングバス〈電03(3839)3331〉へ。

2010年03月02日

ルアー&フライ松川湖釣り

100302.jpg平成22年度「ルアー&フライ松川湖釣り」は1日、伊東大川(松川)の松川湖上流地区(渡り石上流)と伊東大川地区(旭橋--谷城田橋)でアマゴ釣りが解禁となった。待ちわびた釣り人が川へと繰り出し、大物を狙ってさおを並べた。
遊漁期間は松川湖上流地区が10月31日、伊東大川地区が5月15日まで。松川湖ではすでに、2月からニジマス釣り(来年1月31日まで)が始まっている。
遊漁料は年券が大人8000円、中学生1000円、日釣り券が大人、中学生とも1000円。小学生以下は無料。問い合わせは市松川漁協事務所〈電0557(36)3698〉へ。

2010年03月01日

龍馬飛翔の地「案内するぜよ」

100301.jpg下田龍馬伝志援隊(隊長=竹岡幸徳・伊豆龍馬会長)は、坂本龍馬や吉田松陰らのゆかりの地などを案内するガイドマップ「下田龍馬伝絵図」を発行した。
観光客らにゆかりの地巡りで活用してもらい認知度アップを図ろう--と、伊豆龍馬会の監修で作製した。A3判で表面に山から海方向にふかんした絵図、裏面には下田から飛翔(ひしょう)した龍馬についてイラスト入りで紹介している。
絵図には▽NHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケ地2カ所(須崎の赤崎と吉佐美の舞磯)▽龍馬の脱藩を許した山内容堂と勝海舟の謁見(えっけん)が行われた宝福寺▽龍馬が待っていたとされる住吉楼跡、海舟が宿泊した角谷(船宿)跡▽順動丸に乗った海舟らや大鵬丸の容堂ら一行の上陸地--をはじめ▽吉田松陰が米国密航のため小舟をこぎ出した弁天島▽松陰拘禁の跡▽松陰寄寓(きぐう)処--などを案内。さらに観光・公共施設やトイレ、駐車場の位置も掲載した。
1万部印刷し、同市1丁目の宝福寺や市観光協会駅前案内所、2丁目の森斧黒船社、3丁目の了仙寺、外ケ岡の市観光協会(道の駅・開国下田みなと内)などで配布している。問い合わせは同協会〈電0558(22)1531〉へ。