2010年02月03日
真打ち昇進、春風亭傅枝襲名へ
修善寺温泉(伊豆市)出身の落語家・瀧川鯉之助さん(38)が5月に真打ちに昇進して「春風亭傳枝(でんし)」に改名する。10代目となる伝統ある名跡で、9代目が大正3年まで使ったため、95年ぶりに名乗ることになるという。伊豆出身者では2人目の真打ちで、5〜7月に東京で真打ち昇進披露興行が予定されているほか、ふるさとでも凱旋興行をしたい意向という。鯉之助さんは本名・菅沼忠行。修善寺中から県立韮山高に進み、東洋大印度哲学科を卒業した。子供のころからテレビで落語を見るのが好きで、大学時代に時々寄席に通うようになり、「そのうちにはまった」(鯉之助さん)という。
平成9年、25歳で春風亭(現・瀧川)鯉昇に入門し、同年に春風亭鯉三(こいざ)で前座、同13年に瀧川鯉之助で二つ目昇進。多くの人気落語家を擁する落語芸術協会(桂歌丸会長)に所属する。
5月1日、鯉之助さんはじめ4人が同時に真打ちに昇進することが決まっており、鯉之助さんは昇進を機に春風亭傳枝に改める。春風亭傳枝は伝統ある名跡で、鯉之助さんで10代目になるという。鯉之助さんによると「傳枝を名乗った9人中の3人が大出世し、3人は普通の落語家、3人は失跡した。すべて3分の1の確率だが、失跡だけはしないようにしたい」と冗談交じりに話す。
伊豆出身者の真打ち昇進は熱海市出身の入船亭扇遊さんに次いで2人目となる。得意な出し物は古典で「時そば」「井戸の茶碗」「湯屋番」「強情灸」などという。鯉之助さんは「まだ若いので、昔の名人やこれぞ話芸というような落語家を目指すのではなく、だれでも楽しめるような落語を明るく元気にやりたい。東京での披露興行が終わったら生まれ育った地元でも披露興行をやりたい」と話した。
披露興行を前に落語芸術協会主催の真打ち披露パーティーが4月18日、東京のホテルオークラで予定されている。
真打ち昇進披露興行は新宿末広亭(5月6日〜10日の夜の部午後5時〜9時)、浅草演芸ホール(5月11日〜15日の昼の部午前11時40分〜午後4時半)、池袋演芸場(6月11日〜15日の夜の部午後5時〜8時半、同16日〜20日の昼の部午後0時半〜4時半)などで予定され三笑亭可楽さん、春風亭小柳枝さん、昔昔亭桃太郎さん、瀧川鯉昇さん、桂歌丸さん、三遊亭小遊三さん、春風亭昇太さんらが出演予定(興行によって異なる)。このほか国立演芸場(7月3、5、6日)などもある。詳細は落語芸術協会のホームページなど参照。
新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場の通常の木戸銭は2700円〜3000円だが、鯉之助さんの計らいで3館共通前売り券を2200円で用意する。申し込み・問い合わせは瀧川鯉之助さん〈電03(3209)8467〉へ。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sp.izuhapi.net/mt/mt-tb.cgi/610
最近のニュース
- 2010年02月03日真打ち昇進、春風亭傅枝襲名へ
- 2010年02月02日「河津桜観光交流館」が完成
- 2010年02月01日今日から修善寺梅林梅まつり
- 2010年01月29日伊豆海洋公園で寒桜が満開
- 2010年01月28日新商品「かわづ桜うどん」販売
- 2010年01月27日彫刻家 重岡 建治さん伊豆賞「特別賞」受賞
- 2010年01月26日熱海彩る梅と桜

コメントする