2009年11月26日
100%にこだわり揚げはんぺん「とび天くん」商品化へ
トビウオすくいが人気を集める伊豆市・土肥温泉。その土肥温泉旅館協同組合中小企業活路開拓調査・実現化事業委員会(飯田文秀委員長)は現在、土肥の新名物をつくろうとかまぼこ風味のはんぺん「とび天くん」(仮称)の商品化に向け取り組んでいる。トビウオ100%にこだわった揚げはんぺんで、29日に松原公園で開催される「山海フェア」(伊豆市商工会土肥支部主催)で土肥の人たちに初お披露目される。将来はB級グランプリ出場も目指す。同旅組は全国中小企業団体中央会の平成21年度中小企業活路開拓調査・実現化事業に採択され、本年6月から土肥の活性化を目指して新しいB級グルメの開発に乗り出した。土肥の名物になったトビウオを使うこと、また保存がきいて、土産にもなる--を条件に知恵をしぼってきた。トビウオをすり身にし、シイタケやホタテの殻などを使った4案が提案されたが、その中のトビウオの形をした揚げはんぺんを第一候補に選んだ。
トビウオのほかつなぎででんぷんと卵白、それに砂糖と塩を加え油で揚げただけのきわめてシンプルな一品。大きさは10センチ弱で、魚の形がかわいらしい。もちもちした食感で、魚くささなどまったくなく、非常においしい。ファストフード感覚で食べられる。
試作品をこれまでに静岡市産業祭や伊豆市で開かれたホリデーイン天城、本場の九州・福岡に持ち込んで食べてもらいアンケート調査してきた。29日に土肥で開かれる山海フェアで地元初お披露目となり、計2000件余のサンプルを取って参考にする。また27日から旅組加盟の全旅館(31人、33旅館)で宿泊客に試食してもらい、反応を探ることにしている。
飯田委員長(土肥温泉観光協同組合理事長)は「土肥でしか食べられず、土産物店でも買える新名物を!と研究している。将来は有名デパートの地下などでも販売できればと思う。お客さんの反応が良ければ来年度にも商品化したい」と意気込んでいる。
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