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2009年10月14日

室内楽の醍醐味堪能

091014.jpg国際的に活躍するコンサートピアニスト杉谷昭子さんのファンクラブが主催する「杉谷昭子とベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団」が13日夜、伊東市観光会館ホールで開かれた。約800人が来場し、杉谷さんと現代室内楽の名手たちがつくり出す音楽の世界に引き込まれ、室内楽の醍醐味(だいごみ)を存分に楽しんだ。
演奏会は杉谷さんのピアノ独奏で開幕。ショパンのノクターン遺作、子犬のワルツなどが美しい音色で次々と演奏され、ホールに響き渡った。
コントラバスとピアノ、弦楽五重奏に続いて、シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒(ます)」が演奏された。杉谷さんと室内楽の名手たちが、ジャズのセッションのように、音楽のキャッチボールを楽しみながら、絶妙なやりとりで、鱒が池の中をときに優雅に、ときに快活に泳ぎ回る様子などを生き生きと表現。
演奏が終わると会場からは、アンコールの熱い拍手が起こり、「ます」の中から第三楽章がアンコールで演奏されたのに続いて、杉谷さんが、感動して興奮した来場者が「よく眠れる」ようにとの気持ちを込めて、シューマンの「トロイメライ(夢)」を演奏。来場者を喜ばせた。
この日の演奏会はライブ録音として、CD化される。

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