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2009年10月13日

大仁高校90周年記念

091013.jpg 伊豆の国市にある県立大仁高校(鈴木富喜校長)の創立90周年を記念し伊豆箱根鉄道(本社・三島市大場若林久社長)は12日から、「大仁高校アルバム電車(記念ラッピング電車)」の運行を始めた。車両に90周年のシンボルマークやゆかりの絵画などをラッピングしたほか、車内中づりには同校や大仁地区の今昔の写真を掲示した。同校が県立修善寺高校と統合して「伊豆総合高校」になる来年3月31日まで運行する。
 2万人以上いる卒業生や現役生徒、学校関係者らが電車を利用していることに感謝し、同社が記念電車を提案。地域とのかかわりを大切にしている同校が快諾し、90周年記念事業実行委員会(委員長・望月良和市長)と同社の共催により実現した。また、大仁駅の発車メロディーには、アレンジした同校校歌を採用した。
 3両・1編成の電車の先頭部分とドアには、90周年のシンボルマークを付けた。ドア横の窓には同窓生や地域の人々、校長経験者らが制作した絵画、版画などをラッピング。車内には90年の歴史と旧大仁町の写真などをつるした。三島駅-修善寺駅間を1日10往復以上運行する。
 運行初日には大仁駅で記念セレモニーを開き、同社と学校関係者、地元住民らが運行を祝った。望月市長は「大仁高校は90年で幕を閉じますが、伊豆箱根鉄道とともに歩んだ歴史、この地ではぐくまれた人間性・人材は決して消えることがありません。みなさんに記念電車に親しんでもらいながら歴史が閉じられればありがたい」とあいさつ。同社の新田力取締役鉄道部長は「この地を離れる学校のために何か手伝いはできないかと考え提案した。校歌の発車メロディーは全国でも珍しいのでは。学校が移っても伊豆箱根鉄道を利用してください」と述べた。
 同校合唱部による校歌斉唱に続いては、絵画制作者や発車メロディーの作曲者らに生徒から花束が贈呈された。
 出席者はその後、同駅から三島駅に向かうアルバム電車に乗り込み、車内につるされた懐かしい写真を眺めた。鈴木校長は「学校は地域に育てられた。90周年を知ってもらうとともに、伊豆のPRに役立てば」と話した。

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