2009年10月05日
いのししカレーを函南名物に
函南町の活性化を目的に同町の商工関係者らで昨年発足した「函南まちづくりフォーラム・まち創り函」(座長=小川洋輔・JA三島函南代表監事)が、将来のご当地グルメとしてスタミナ料理「いのししカレー」(仮称)を検討している。5日、関係者約50人を招いた試食会を函南町商工会館で開き、参加者に今後の改善点などを提案してもらった。いのししカレーは「まち創り函」を構成する5部会のうち観光振興などを担当する「出会い交流まちづくり部会」(広田克己会長)が中心となり考案。近年、イノシシの食害に悩む農家らの相談が増えたことから、肉の有効活用を兼ねた名物づくりが狙い。
試食会であいさつした広田会長は「源頼朝の富士の牧狩りで大イノシシを退治した、現在の函南町に生まれた猛将・仁田四郎忠常にちなみイノシシ肉を使った。スタミナあるカレーを、ぜひ函南町の郷土料理としたい」と説明。この日は約6kgの肉に丹那の牛乳、バター、自然薯(じねんじょ)、行者ニンニク、トマト、ナス、タマネギなどを加えて煮込んだ約150人分のカレーを用意した。
試食会には服部謙三・函南町商工会会長、森延彦・函南町副町長、函南町町議らも出席。今後の商品化に向け、食後に全員が味などのアンケートに答えた。食べた人からは「臭みもなく違和感なく食べられたが、なぜ函南でイノシシなのか疑問」といった率直な声も聞かれた。
同会はカレーのお披露目を兼ねて18日、同町役場で開かれる「第27回ふれあい広場」に出品し、1杯300円(計500食)で売る予定。開催が迫った静岡国民文化祭でも約千杯を売り出すという。
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