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2009年09月28日

ヘルシー食材、天草

090928.jpgテングサの生産量が日本一ともいわれる伊豆市の土肥地区でさきごろ、テングサの集荷作業が行われた。生産者である漁業者が収穫、天日干しされたテングサが漁協出張所に集められ、同所で仕分けや圧縮して梱包(こんぽう)する作業が行われた。テングサは近く県漁連に出荷され、入札で業者が落とし、トコロテンや寒天などの材料になる。
伊豆半島はテングサの生産量が日本一といわれ、中でも土肥地区(八木沢と小下田)は量、質ともに一番という(伊豆漁協土肥支所)。昨年、一昨年は特に多く採れ、20年は150トン、19年は141トンのほか18年は94トン、17年は61トンを出荷した。
土肥地区の中でも八木沢地区が最も盛んで「潜り」と「陸採り」に68軒、このほか風の強い日に海岸に打ち寄せられるものを拾い集める「寄り草」に108軒が従事。小下田地区は「潜りのみで10軒、「寄り草」に21軒が携わる。
収穫時期は5月から9月末で真水で潮抜きした後に天日干しし、色を落とすために水を掛ける「晒(さら)し」を行い出荷。大量に採れるといきなり天日干しすることもあるという。さきごろ漁協八木沢出張所に天日干しされた大量のテングサが集められ、生産者が協力して種類別に圧縮、梱包する作業に追われた。色で20〜30種、質で5種類に分けるという。
テングサを材料にするトコロテンは土肥の名物になっている。寒天は凍らせるために寒い地方で作られる。テングサ漁も生産者の高年齢化や後継者不足が叫ばれるものの、他の漁業に比べればまだ良いという。

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