2009年09月18日
伊東市ゆかりのウィリアム・アダムス
伊東市最大のイベント「按針祭」で顕彰されているウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)がこのところ、脚光を浴びている。12月から按針を取り上げた日英合作の舞台が上演されるほか、「青い目のサムライ」と題したワインの伊東市内での販売も始まった。市民によるアダムスを題材にした小説も出版されるなど、にわかに按針への注目が高まっている。舞台は12月9日〜来年1月18日まで、東京の天王洲銀河劇場で上演される「按針 ANJIN イングリッシュ・サムライ」(テレビ朝日、ホリプロ、同劇場主催)。日本に漂着し、徳川家康により旗本にまで取り立てられた按針の激動の人生と家康や戦国武将、外国人商人などとの交流、葛藤(かっとう)を描く歴史劇。出演は市村正親、藤原竜也さんらで、トニー賞受賞のオーウェン・ティールさんが按針を演じる。
ワインは按針ゆかりの地である神奈川県横須賀市の「按針」が販売元の「青い目のサムライ」(720ミリリットル)。伊東市内では松原湯端町の谷口酒店だけで取り扱っている。くせがなく飲みやすいことから評判も上々という。赤は1800円、白は2300円。小説は東松原町の私塾塾長の山道良興さんが自費出版した「新説・アダムス」で、長年の研究から得たアダムス像を小説で表現している。
按針は伊東とは縁が深く、按針祭はオランダ商船隊の航海長だった按針が徳川家康の命を受け、伊東の松川河口で2隻のわが国最初の洋式帆船を建造したことを記念したイベント。按針が注目されていることについて伊東按針会事務局の武智幹夫さんは「按針が再び脚光を浴び、注目されていることに胸がワクワクする。これを機にもう一度、按針と伊東とのつながりを考え、PRしたい」と話した。
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