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2009年09月01日

幻想的な光で演出

090901.jpg熱海市伊豆山の般若院(岡本興尚住職)で31日夜、「送り火供養祭」が行われた。「伊豆山をおもしろくする実行委員会」(小磯和雄実行委員長)のメンバーらが境内や参道などに約4000個のフローティングキャンドルを並べて、幻想的な光で演出。津軽三味線や太鼓の演奏、模擬店も行われ、地域住民らが先祖供養とあわせて、手づくりイベントを楽しんだ。
古来、伊豆山地区には、8月最後の日に送り火やたいまつをたいて先祖の霊を供養する習わしがあったという。地元住民有志で組織する実行委員会がこの習わしを復活させて地域の活性化を図ろう--平成18年から送り火供養祭を開催。昨年からは般若院の主催行事となった。
この日は台風11号の影響で開始時間が予定よりも遅れたが、境内には例年と同様、フローティングキャンドルがずらりと並んだ。岸谷町の子ども会の子供たちも協力して、伊豆山幼稚園跡広場にキャンドルを並べ、火をともした。
境内が光で演出されると、本堂では僧兵供養法会が始まった。岡本住職らが読経を行い、豊臣秀吉の小田原攻めの際に殺された伊豆山の僧兵を供養した。法会に続いて幼稚園跡で開会式が行われ、岡本住職が「僧兵を供養することが伊豆山地域の発展にもつながると思う。この行事を皆さんの手で育てていってほしい」とあいさつ。小磯実行委員長は「伊豆山地区の伝統行事になるように、皆さんの支援をお願いしたい」と呼びかけた。この後、津軽三味線の翠麗会と、豆州網代太鼓によるステージを催し、集まった地域住民らが模擬店の焼きそばやおでんなどを味わいながら、演奏に耳を傾けた。

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