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2009年08月14日

囃子や掛け声響く!

090814.jpg「太鼓祭り」で知られる下田市の旧町内の伝統行事、下田八幡神社例大祭が14日、開幕した。神輿をはじめ太鼓台、お道具、子供神輿や手古舞(てこまい)が巡行。独特の軽快で勇壮な囃子(はやし)に神輿やお道具を担ぐ男たちの威勢よい掛け声が響き渡り、町は祭りムード一色に染まっている。15日まで。
 太鼓様式は、江戸前期の寛永年間に下田奉行・今村伝四郎が戦乱と災害で疲弊した町民を勇気づけようと、大坂夏の陣で大勝した徳川軍が打ち鳴らした陣太鼓を模して始めた、とされる。
午前10時半からお道具、神輿、太鼓台がそれぞれ宮出し、旧町内に繰り出した。男衆は肉襦袢(にくじゅばん)に腹掛け、もも引き、力足袋といったいでたち。女衆は髪を結って法被、もも引き、せった履きの粋な姿。
お道具は榊(さかき)2基、鉾(ほこ)5基、四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)の計11基。力自慢の若い衆が担ぎ、初日は下田開国博物館前を皮切りに5カ所で「太鼓橋」を披露した。
お道具をロープで結び、高々と連ねる祭典の呼び物の一つとあって多くの見物客が取り囲んだ。拍子木と笛でリズムを取り「ホリャ、ソリャ」の掛け声で士気を鼓舞して前後に何度か練った後、若頭の笛の音を合図に力を合わせて一斉に持ち上げた。アーチが傾くと見物人から悲鳴や声援が飛び、見事なアーチが完成すると喝采(かっさい)が沸いた。
猿、鷲、小野道風、神功皇后、鷹、仁徳天皇など各町ゆかりの乗せ物が飾られた、15台の太鼓台は子供らに引かれ町内を練った。鶏の乗せ物の池之町は、同市三丁目の山本富士男さんと長女涼子さんが1年半かけて行った本格修復後、初披露となった。伝統の下田太鼓は大太鼓、小太鼓、三味線、笛、鉦(かね)で構成し、中学生や高校生、一般女性、若い衆らが練り歩きながら「サテ、ヨイヨイヨイ」の掛け声で始まる下田太鼓を競い合った。
15日は稲生沢川沿いのお旅所を午前8時50分からお道具、御神輿、太鼓台の順で出発、夜遅くまで練り歩く。太鼓橋は10カ所で披露される。

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