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2009年06月12日

女性たちが「樽ダンス」

090612_1.jpg090612_2.jpg下田市の須崎地区で12日、テングサの出荷準備が始まった。伊豆漁協の下田地区では現在、須崎のほか白浜、外浦、田牛でもテングサ漁を行っているが、量的にはこの須崎地区が最も多く、また須崎では女性たちが樽(たる)に乗ってまるで踊るようにテングサを詰めていく昔ながらの作業を続けている。
通称「樽ダンス」と呼ばれるもので、この作業は入札にかけるため、干して選別したテングサを1本25Kgの俵状にまとめるのが目的。樽に乗って女性たちが目いっぱい詰め込んでいくと樽ごと量って20kg。樽をはずすとちょうど12.5kgになり、これをロープでつなぎ1本にすると25kgの俵状の乾燥テングサが完成する。
樽1つが慣れた人で約20分、25kgの一本分を完成させるには4、50分かかるといい、しかも作業は天気のいい日しかできない。樽詰め作業初日は一部男性陣も応援に入った。とりあえず今年は初入札が17日に行われるため、須崎地区では初回用に計20本ほどを確保する予定という。
水揚げの方は、水温が低かったためか今年はバイ菌類がつかず近年になく良質で、しかも量的にも前年の26トンに比べおよそ2割増しが見込めるという。今年は広い爪木崎の観光駐車場がテングサで久々埋まる日もあった。乾燥したテングサの出荷量は前年が約6800kgだった。今年は8000kgほど、本数で320本を見込み、年6、7回開かれる入札会へと期待を膨らませている。

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