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2009年05月29日

「幻の白ビワ」狩り人気

090529.jpg伊豆市小下田の恋人岬にある市営白ビワ園で29日、白ビワ狩りがスタートした。初日からカップルや家族連れ、団体客が大勢訪れ、「幻のビワ」と呼ばれる白ビワを味わった。6月10日まで。
旧土肥町が20年ほど前に整備した同園では現在、約2万4000平方メートルの敷地で400本の白ビワが栽培され、JA伊豆の国によってジャムやゼリーなどの特産品に加工されている。市は加工品に加えて、土肥名産として知られた白ビワの"復権"を目指し、昨年から観光狩りを始めた。
今年は生育が平年に比べてやや早く、今が狩りごろ、食べごろという。入園客は、色つやのいい白ビワをはさみでていねいに狩り取り、甘く、果汁たっぷりの実をおいしそうにほお張った。
料金は30分食べ放題で大人1000円。小学生以下500円。営業は午前9時--午後4時。雨天中止。
土肥の白ビワ栽培は、明治時代初期に当時の県令(知事)が、中国を旅した友人から譲り受けた種を県内13カ所にまき、唯一発芽した地となったことがきっかけで始まった。栽培農家は一時200戸を数えたが、昭和34年の伊勢湾台風で壊滅的な被害を受けて衰退し、現在は数戸が細々と栽培を続けている。そのため希少価値が高く、「幻のビワ」とも呼ばれている。問い合わせは伊豆市農林水産課〈電0558(85)2601〉へ。

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