2009年04月28日
29日まで「熱海をどり」芸妓連主催 初日午前の部、会場埋める270人
日本一の規模を誇る熱海温泉芸者衆が1年間の修練の成果を披露する第20回「熱海をどり」(熱海芸妓置屋連合組合主催、熱海市後援)が28日、熱海市中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で始まった。初日午前の部は市民や観光客約270人が会場を埋め、芸者衆のあでやかな舞に見入った。29日まで。20回の節目の舞台の番組は長唄「鶴亀」「手習子(てならいこ)」、常磐津「東都獅子(あずまじし)」、小唄集「風さそう恋の祭囃子(ばやし)」。小唄集は20回を記念して、ドラマ仕立てに書き下ろしたオリジナル作を披露した。ある祭りの前日に火事騒ぎで出会った男女の姿を、1日の恋物語として描いた作品で、場面に応じてせりふや大太鼓の演奏も取り入れた。日々厳しいけいこを重ねてきた芸者衆は熱演を繰り広げ、来場者をひきつけた。最後は出演者が勢ぞろいしての「三下り甚句」で、華やかな舞で幕を閉じた。初回の開演に先立ち、斉藤栄市長は「熱海が大きく変わる中で、変わらないもの、変えてはいけないものがある。その1つが芸妓文化だと考えている。熱海をどりは芸者衆の1年間の集大成。熱海の芸妓を堪能してほしい」とあいさつをした。熱海をどりは平成2年、見番の大改修を記念して始まった。回を重ねるごとに人気が高まり、大型連休の一大イベントとして定着している。29日も2回の公演で、第1部が午前11時開場、11時半開演、第2部が午後2時開場、2時半開演。入場料4000円。問い合わせは同組合〈電0557(81)3575〉へ。
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