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2009年04月20日

芸者衆がおたき上げ

090420.jpg熱海花柳界の始祖・故坂東三代吉師匠の菩提(ぼだい)寺、熱海市上宿町の大乗寺で20日、芸事に欠かすことのできない太鼓や三味線のばちや糸、扇子などを供養する「撥扇(はっせん)塚供養祭」が開かれた。法要に続き、芸者衆が長年使ってきた道具類を、感謝の気持ちを込めてたき上げた。

熱海芸妓(げいぎ)置き屋連合組合(西川千鶴子組合長)が中心となった実行委員会が主催。芸者衆をはじめ、市や観光関係者ら約100人が出席した。
本堂で土屋貫栄住職が読経を行い、続いて芸妓を代表して初桃(本名・青木奈保子)さんが「(道具類を)感謝の気持ちと、さらなる技量の習得に向けて心を新たにして供養します。また、本日を機に、心癒やされる観光地へ熱海温泉がますます発展していくため、熱海芸妓一同は微力ではありますがいっそうの精進を誓います」と祭文を読み上げた。
この後、境内の撥扇塚前に移り、芸者衆が道具のたき上げを行った。扇子や三味線の糸などを次々と火にくべ、静かに手を合わせた。

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