伊豆観光ガイド

伊豆ガイド〜南伊豆編〜

下田[しもだ]

名物
下田脂松細工
名所・史跡
下田城跡、下田奉行所跡、下田番所跡、吉田松陰寓寄処了仙寺(米使接待所)、玉泉寺(初代米国領事館)、神子元灯台、爪木崎、下田旧市街の町並み
簡単アクセス
河津より
 伊豆急行
 国道135号

修善寺より
 国道136号―国道414号
歴史
温暖で海を抱えた下田には古くから人が住んだ痕跡があり、縄文、弥生遺跡も点在する。文書によれば白浜神社が2400年の歴史を誇り、のち三島に移された伊豆一宮の発祥という。天然の良港は漁業基地だけでなく東西交通の絶好の中継点で、鎌倉や江戸と近畿の船便は風除けや水の補給に立ち寄った。江戸時代は海の関所とされる船番所があり、幕府の重要拠点になっていた。

嘉永7年(1854)日米和親条約により、下田は日本初の開港場となった。3月、米国のペリー艦隊7隻が入港、日本の鎖国が終わった。長州の吉田松陰が米艦に乗船を交渉し幕府に逮捕されたのもこのときだ。同年5月、下田の了仙寺で下田条約が調印され、玉泉寺に初代領事館が置かれる。一挙に国際都市になった下田はモダンな気風を持っており、日本人写真家第一号の下岡蓮杖も下田出身。明治になって国家試験が始まった薬剤師の合格第1号はもりおの薬局の先先代。港に接する旧町内は開国当時の町並みを偲ばせる風情があり、新しい住宅地は山側に作られている。御用邸と漁村が共存する須崎、伊豆有数のビーチになった白浜などレジャー環境にもことかかず、伊豆南部の中心として新たな町づくりが待たれている。